蘆薈さんの知る香水の話
どーも、蘆薈さんですよ!
今回は香りのお話だよ。
蘆薈さんの話なので男性向け香水の話になるけど、男女関係なく使える知識だよ。
蘆薈さんとアロマテラピー
もともと、やれ落ち着きがないだの何だのと言われていた蘆薈さん。
成長につれてノウハウ人間となるわけですが、ある時瞑想とかリラクゼーションと言うものに行き着きました。
で、色々試すうちにあるゲームのことを思い出したのです。
このゲームに出てくる“先生”(攻略キャラ)がキーワードとしているモノが“レモン”なんです。
“レモンは人の心を静めるの”と言うようなことをことあるごとに言います。
そして、メリッサ(ポルノグラフィティの曲にもありますな)に、作中触れた際も“メリッサはね、レモンと同じ香りがするの。でも、レモンとは逆に、人の感情を高ぶらせるの”と言うようなことを言います。
そういったことに興味を持った頃、香水とかをつけ始め、香水とはなんぞやと思い色々調べてました。するとタイムリーにも声優養成所で師事していた方がアロマテラピーについて軽く授業で語ってまして、火がついたのでかんたんに勉強したのでした。
まず始めたこと。
実はもっと前に、体臭問題とかそういうのでシーブリーズのお世話になってました。
シーブリーズ デオ&ウォーター スプラッシュマリンの香り 160ml (医薬部外品)
- 出版社/メーカー: 資生堂
- 発売日: 2016/02/23
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
- この商品を含むブログを見る
使ってたのはこの2つ。
で、その後はボディーファンタジーを安く買う機会がありまして、一時はつかってたんだけど、香水の勉強を始めてすぐやめました。
香水の勉強
香水は大きく分けて4種類あって
・コロン(オーデコロン) 持って一時間位の香水。フルーツ系とかの軽いやつで、単品の香りが多い。グレープフルーツのボディーミストとかボディーファンタジーとかそんな感じ(前者は厳密には違うけど)
シャワー感覚でバンバン使う系。
・オードトワレ(オーデトワレ・EDT) 日本国内で香水というのはこれ。ドンキとかにあるようなのとか、9割これとコロン。大体3〜4時間持つとか言われてるけど、無理に嗅げばなんだかんだ1日2日香ってるのが現実。
日本人はすぐ香害、香害って言うけど、世界からするとちょっと弱い部類。
・オーデパルファン オードトワレって言うと厳密にはちゃっちいので見栄を張って名乗る名前と言うのが現実。本来はオードトワレより濃くて長持ち。
・パルファン 本当に本当のことを言うとこれが香水。他はオモチャ。一滴でも一日中香るらしい。俺の感覚で言うと都市伝説級の存在。値段もきっと凄い。大抵ロール式でチョンチョンするらしい。日本では多分使うだけで香害
ざっくりいうとこんな感じ。
ちなみにトワレはオードトワレの濃い版なんだけど、要はオーデパルファンと同じ。
SPって書いてあって悩む人いるけど、普通に考えれば「あ、スプレータイプのことか」って、想像するのは簡単だよね。
…と、このあたりは本来基本ですらないんだけど、地味にみんな知らない。(俺も知らなかった)
そして、香水の香りってのは必ず時間と、その人の体温で変わる。よく考えたら当たり前なんだよね。混ぜたものを温めたら、蒸発しやすいものから気化するでしょ。
と言うわけで大きく分けて3段階になる。
・トップ(ノート) ノートってのは香りという意味と考えていいよ。で、トップは最初スプレーした瞬間の香り。原理としては、気化しやすい軽い香りだから、体温や空気の温度で真っ先に気化して強く香り、気化しきるから早く香らなくなる、というもの。大抵柑橘系。
大体30分〜一時間くらい持つと言われてるらしいけど、厳密にはもっと残るよ。(一部はマジで十分くらいで消えるけど)大抵アルコール臭とともに臭うからキツイことも多い。とはいえ、一般人(特に香水をろくに知らない日本ピーポー)はこの香りにしか気づかないし、この香りで、香水を判断するし、これが香水だと勘違いしてる。
以上からコロンっていうのは要はトップノートオンリーの香水と思えばいい。
・ミドル(ノート) 調香師様(香水作る人)からしたらこれが香水の香り。トップが終わったら来る香りとのことだけど、当然トップと同時にも香ってるから。(当たり前や!入ってるんだから)
理屈的には30分後〜3時間後くらいまでの香りで、人とかと合うときに香水のタイミングを合わせるなら30分前につけろっていうのはこの辺が出処。まぁ、とりあえずその香水のテーマの香りということだから、香水買うときはまずテスターでこの香りまで嗅いでから考えなって話。
よくあるお馬鹿な失敗としては知識のなさ故にテスターのトップで判断して買って後でミドルの匂いに気づいて“こんな筈では!”
…無知とは恐ろしい。
・ラスト(ノート) ミドルが終わればラスト。
大抵重くて甘くてエロいやつ。
バニラとかアンバーとかムスクとか。
ちなみにムスクは媚薬成分とかいう都市伝説。
麝香鹿(ジャコウジカ)っていうのから取るんだけど、希少すぎて都市伝説。偽物しかないから気にしなくていい。ホワイトムスクはムスクですらない贋作…どころか具体的何かの匂いではなくてホワイトムスク=とりあえず人工の甘い何かをさす。
ある意味なんの匂いのことでもとりあえずホワイトムスクと言っとけって感じらしい。
雑種共には理解できない程度に“贋作宣言”してるに過ぎん。(某ギルガメッシュ風)
このへんまで分かったあたりで、香水の勉強を終えた。
で、アロマテラピーの話になるのであった。
最初はリラクゼーションと付随して知った男女心理学
先述の通り、もともとはメモオフから始まったのだが、その知識で、“レモン”をかげば落ち着くというところから出発。
ほかには“ラベンダー”や“イランイラン”が、そういう作用がありそうだと知る。
知る…が!
なんと、ここで衝撃の(どーでも良い)事実を知る。
女の子の性的興奮とは安心感と安らぎの延長線上にあり、こうした香り(あとは、ジャスミン)がそういう目的で使われた歴史と科学的根拠があるというのだ。(レモンは違うよ)
いや、だからどーしたって感じだけど、知ってしまうと、気にはなるよね。(ゲスいな…)
一応簡単に調べると、男性向けではなく女性向け香水にこうした成分入りが多いらしく、男物には少ない。(自粛なのか?)
理由としては「嗅ぐと女性が安心&落ち着く→一緒に居やすい居心地いい相手と判断→コミュニケーション社会の女性としては有利→流行らせようという動きと科学的根拠のマッチング」という流れのようだ。
で、その辺を余すことなくもり込んでた香水がこちら。
買うならプロトタイプや、派生品もあるので間違えないように。
モテ云々ではなくて、単純に自分のコミュニケーション関係に当初から一応問題を感じていた蘆薈さんは、隗からはじめようとして使ってみたことがあります。(大真面目)
男からしても「いわゆるいい香りってやつだな」という香りで、多少女の子にも「いい香りだと思う」とコメントをもらったりもしたけど
「付けたて香害の状態(要はトップ)」でしか何も言われない事実。
まぁ、なんとなく知っとけばいいよって感じ。
女の子ならつけてもいいんじゃない?
モテたい男もまぁ、使えば?
どんどん楽しくなる香りの勉強
そして、アロマテラピーを調べ始めて、役者として、あるいは病弱ヒョロ男としての蘆薈さんはどんどんハマっていく。
蘆薈さんは勉強を始めるやいなやすぐさま“無印良品”でアロマディフューザーを買った。
ちょうど、夜に明るすぎない間接照明ほしかったし、なにより喉が極端に乾燥しやすい体質で加湿器を検討していたので一石三鳥だったのだ。
家にあるのはコレ。
他にも大きさが何段階かあるよ。
アロマオイルは、色んなとこで買うけど、メインはダイソーので十分。
ユーカリは殺菌作用があって、部屋
や吸気を浄化してくれる。
匂い消しにもなり“ゴキブリを駆除する”という。ちなみに“レモングラス”も同様にゴキブリ駆除の効果があり。(ただし、奴等もなれるらしくて定期的にローテーションするのがいいらしい)
“ラベンダー”
先程も挙げた“ラベンダー”は鎮静効果という範囲が広く、炎症まで沈静化する=喉の腫れに効く。(ただし、“ユーカリ”共々とても強いので量や頻度にかなり注意が必要)
などなど、楽しい知識が盛り沢山。
とりあえず、定期的(特に空気悪いなって時)にユーカリを焚いて、たまにレモングラス。
あとは、よく眠れない日があったので、スリープアシスト系の調香済みオイルとかを使ったり。
風邪ひいたときとかは“ユーカリ”と“ラベンダー”を2:1くらいで混ぜて焚いたりしてます。
あとは、ラベンダーやイランイランとかそのへんを瞑想の時にそれっぽい気持ちにするために使ったり。
イランイランは薬臭い感じがするけど、エキゾチックが好きならありかも。
で、香水探しが始まるのだった。
簡単な香水変遷
いきなりボディーファンタジーから女性向け香水に手を出してみたりした蘆薈さん。
次は男物をきちんと使おうと思って見つけたのがこの2つ
前者は正直に名前で、後者はキャッチフレーズがなんとなく前回(サムライウーマン)のど真逆で探してた自分に刺さったのでお試し。
前者はテスターで周りの友達から既に“蘆薈さんっぽくていいんじゃない?”と言われて割と気になってたけど、とりあえずクールウォーターから始めた。
正直に感想をいうと“磯臭い”というか“リーフ!”ってかんじ。
それもそのはず、ダビドフってタバコメーカーなんだね。納得。
まぁ、男っぽいってどういう香りなのか勉強になりました。
夏イメージらしいんだけど、俺は冬にいいと勝手に思った。
寒そうな匂いというか←
俺の“水=アクア”のイメージはフルーティーだったので“すでに世間と香りに対するイメージが違うんだな”と勉強になった。
次に手を出したのはエロス…ではなく
同じヴェルサーチのコレ。
ヴェルサーチ ブルージーンズ 75ml (EDT・SP) (並行輸入品)
- 出版社/メーカー: Versace(ヴェルサーチ)
- 発売日: 2011/11/22
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
- クリック: 2回
- この商品を含むブログを見る
個人的には買って後悔しました。
スパイシーな香り(成分表にも“ジンジャー”とか書いてあって生姜の香水wwwとか思ってましたが、検索すると、そこそこ好評らしかった)ってことで気になったものの、テスターもなく安売りしてたんで買ったんですよ。
思ったよりわかりやすく“スパイシー”でした。
ナルホドと納得せざるを得なかった。
説明的にもラテン系の明るい人のイメージってあって、すごく共感した。
この香り作った人、天才だと思った。
とりあえずこのときの俺は“いや、俺にはスパイシーはないわ”と思った。
その後は多少知識もついたところでテスターで吟味。
意外と「あ、これ“クールウォーター”と似た香りだ」とか、「“サムライプールオム”(男のやつ、定番品らしいよ)のコピーだ」(失礼かもしれんが)とか思えるようになってきた。
そして、やんわり「モテ香水」と言われるコレに行き着く。
…別に意識はしてなかったけど、好きな匂いでした。(甘いのが好きなのかも?)
コレは一度リピート。
結構気に入ってたけど、後述の香水に変更する。
このあたりである事実に気づく。
すでに述べたように“香害だの何だの騒ぐ割には日本人て香害クラスのトップノートのときにしか反応しない”多分気づいてすらいないのだ。(とりあえずおれの周りというかはそんな感じ)
何人かの自称“敏感な人”は流石にそうでもなさそうだったし、そういう人はホントに香水がダメなパターンなので、今でもその人たちと会うときは控えるけど、俺の体質が香りたちが弱いものなのか、ちょっと香害だからこう言うのはNG!と言われる付け方、分量でも特に問題ない。むしろそこでようやくコメント貰える。(俺が言われてないだけで影で言われてたら…まぁ、仕方ないね)
と言うわけで蘆薈さんの付け方と、良く言われるオススメの付け方。
そもそもとして
香水とは儀式用の代物で、キリスト誕生の際に賢者が、送った“乳香の没薬”とかが有名。
ソレをファッションアイテムにしたのはココ・シャネル氏らしくて、どうにも自分が楽しむために“コットンに含ませてブラに仕込んでた”のをセレブがこれからのトレンドと勘違いしたのが始まりなんだとか。
今も昔も、流行ってのはあと付けと勘違いなんだね。
ちなみにこの付け方はなんか、お水の人の基本戦略らしいよ。
…気を取り直して。
・基本 体の内側、下半身に付けましょう。(香りは温められて気化する=下から上に昇るとされるため)
基本はウエストに1〜2プッシュ。
擦るのは素人。香りが壊れるからやめろというのが専門家の意見らしい。
後は手首とか胸がいいらしいけど、胸は香りが強いからやめろという人もいる。(先述の通り、本来は原典とも言える使い方なんだけどね。無知って怖いというか、現代人が過敏というのか)
太ももとかにつけると歩いたときに香るらしいけど気づかれた試しがない。多分スカート女子向け。
背中に付けると全身から包まれる感じらしいけど、よく分からない。
毛(脇とか髪とか)につけるのは痛むのと汗と混じってアレだからやめろってよく言われるけど、本場とか言われるフランスでは独自性を出し、体臭と混ぜる基本テクとして毛につけるらしいから知ったかぶるならアリなのかも。
だいたい、ハリウッドスターとかもコラム見てると“体臭と混ざっていい香りになる相性のものを選べ”とか言うのが目立つので、汗と混じってアレだからと言うのがそもそも論外なのでは?と。
後は裸で胸の高さに構えて前方にプッシュ、その霧の壁を歩いて通過→バック
これを2回とか言うのも見たことはある。
やんわりと全身から香るのだとか。
試したけど、なんも起きなかった。
で、蘆薈さんはとりあえず三点づけ。
両脇腹と背中。
もしくは両肩(周りに嗅いでもらうにはいいらしい)と腹(or背中)を基本に胸とかと合わせて4〜5ヶ所つけることまである。
普通にかんがえればつけ過ぎなんだけど、何故か言われないのは気づかれてないのか、あえて言われてないのか。
まぁ、かの有名なGACKTとかも明らかに香害レベルなのに(本人も香害だろと自分で言ってましたね)良いと言われるし感覚なんて適当なもんなのかもね。
エゴプラ、気になるけど…GACKTクラスタではないし…となんとなく避けてます。(生き様とか生活スタイルに尊敬は超してる)
で、今はあるコンセプトに惹かれて背伸びして香水を使ってます。
なんとなくエゴプラを見ててでも、GACKTさんとは違うのがいいなと思ってたら行き着いた。
“スポーツ”とつくやつもあるんだけど、そっちはただのモテ香水らしいのでパス。
アリュールってのもあるけど女性用ね。
こっちは“オム”。
コッチは“あえてトップミドルラストの概念を外し、完全に使用者個人の体温、体調にすべてを委ねた正に個人で香りの変わる香水”と言う何とも独創心をくすぐるモノである。
芸能目指すならこういう言葉(個性とか、独自性とか)に目がないもんでしょう?←
もともと、個人の体温とかで少しずつ違ってくるのが香水だけど、それを全面に出してるらしい。
まぁ、一応のトップミドルラストは、あるんだけども。
基本はスパイシーから感じる人が多いらしく、蘆薈さんも、そうかな。
ブルージーンズの恐怖再びかと思いきや、色々試して感性が変わったのか、割と「ああ、これはこれで男の香りのイメージの一つなのかな」って思えるようになってた。
ちょっとお高いし、若いモンの香水じゃねーよってものらしいんだけども結構気に入ってしまったのでしばらく使おうと思ってます。
今までで一番長くてクドい記事になったけど、それだけ楽しいジャンルなんだよ。
付き合ってくれた人、ゴメンね、そしてありがとう。
まぁ、何かのときの話の種にはなるんじゃないかなって感じで、香りのお話でした。